本当に焼けない人の日焼け止め選び(その2)

前回に引き続き、本当に焼けない人の日焼け止め選びについてお話します。
前回は、日焼けのメカニズムや紫外線の種類について説明しました。
そこで今回は、日焼け止めを買うに当たって気をつけるべきポイントを、紫外線の種類別にお話します。

日焼け止めのSPFとPAについて

日焼け止めには、SPFとPAという値が記載されています。
SPF50+ / PA++++ などと書かれている日焼け止めをよく見かけますよね。

そもそも、SPFとPAは何をどうしてくれる値かキチンと知っていますか?

  • SPFとは、Sun Protection Factor の略で、UVB防御効果を示すもの。
  • PAとは、Protection Grade of UVA の略で、UVA防御効果を示すもの。

 

UVAやUVBについては、【本当に怖いのは、肌の奥まで届く紫外線”UVA”】にてお話したとおりです。

日常生活で必要なSPF&PA値はどれくらい?

前回の記事でもお話したとおり、日常生活において肌へダメージを与える紫外線のほとんどがUVAによるものです。
つまり、SPFよりもPAを気にかけるべきということです!

必ずPA+以上かどうかをチェックして日焼け止めを買うようにしましょう。
PA++もあれば、日常生活では十分です。

また、日常のUVB対策としてはSPF15程度で十分です。
むやみに高いSPF値の日焼け止めを毎日使うことはやめた方がいいでしょう。
理由は、【あなたの日焼け止めはそれで大丈夫?知らないと損する3つのポイント】にて説明したとおりです。

普段使いする日焼け止めにおいて、大切なことは高いSPF・PA値などではなく、2~3時間ごとの塗りなおしです。
なので、簡単に落とせる、お肌に負担をかけない、値段が手頃なものを選ぶのがポイントとなってきます。

職場・学校で日焼け止めの塗りなおし(特に顔)はムリ?!

そうはいっても、ガッツリ盛りメイクや手の込んだナチュラルメイクをしている方などは、2~3時間おきにイチイチ日焼け止めをオフして塗りなおしてなんてやってられませんよね。

日焼け止めの塗りなおしについて調べてみると、
「コットンと化粧水でポイントメイク以外の場所をふき取って~」だの、
「厚塗り覚悟でメイクの上から重ね塗りして~」だの、
なかなか現実的ではないorめんどくさいものばかりでした。

そこで、こんなニーズに合う日焼け止めを探してみたところ、パウダータイプのものを見つけました。

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ファンデではないので厚塗りの心配もなく、軽くティッシュオフしてから重ねるだけで十分です。
化粧室へ持っていくポーチなどに入れておけば、リップの塗りなおしと一緒にサッと日焼け止めも塗りなおせます。

SPF50,PA++++ですが、オーガニックコスメで紫外線吸収剤フリーなので、日焼け止めについての知識の記事で触れたような”肌への負担”も心配要りません

「簡単に落とせる、お肌に負担をかけない、値段が手頃」の3拍子が揃っているところも、この日焼け止めパウダーをオススメできる理由です。

ここまでのまとめ

今回は日常生活で必要な日焼け止めのSPF値とPA値についてお話しました。
日常生活とは、買い物や散歩、通勤や通学などを指しています。

日焼け止めを買うときには、

  • PA+~PA++程度
  • SPF15程度

のものを選びましょう。

これくらいの日焼け止めは比較的肌に優しいものが多いので、繰り返し塗り直す必要がある日焼け止めにはもってこいです。

また、塗り直しが面倒だったり、メイクをしていて難しい場合は、パウダータイプのものを活用してみるのもオススメです。

次回は、紫外線吸収剤の有無から考える、日焼け止め選びのポイントについてお話します。

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